アイレムの名作シューティング「R-TYPE」の移植作品。容量の関係で「R-TYPE I」は全8面中1〜4面を収録
バイド帝国に対して、最新型戦闘機で闘いを挑むというストーリー。 横スクロール。自機の装備は普通にボタンを押すことで発射できるノーマルショットに加え、同ボタンを押し続けるとパワーが溜まり、離すと発射できる波動砲。アイテムにより、サブショット「ホーミングミサイル」、自機の上下に合計2つまで付けられるオプション「ビット」、スピードアップが装備される。 更に「反射レーザー」「対空レーザー」「対置レーザー」アイテムを取ることにより、自機の前若しくは後ろに、フォースと呼ばれる無敵オプションを合体することが出来る。 ショットとは別にあるボタンを押すことにより、分離・合体がいつでも可能。合体時は各レーザーを使用した攻撃、分離時はフォースからの多方向ノーマルショット攻撃と自機の攻撃となる。 レーザーのアイテムを2つ取ると一応フルパワーとなるが、取り続けることによりレーザーの長さが更に長くなる。 この「R-TYPE」の特徴と言えば、初の上記波動砲システムの他に、その独特な各ステージがあげられる。 1面が機械的なのに対し、2面は異生物っぽい面、3面は画面に収まらない巨大戦艦との戦闘、4面は障害物を吐き出す敵が特徴的。そのグラフィックデザインと戦略性の高さは、現在の横スクロールシューティングの1つの原点と言える。 ■感想・評価 そもそも当時発売されていたファミコン、メガドライブ、PC-Engineの中で、なぜPC-Engineを選んだ理由と言えば、このソフトの存在に他なりません。 ゲームセンターでこのゲームと初めて出会った時、独特のグラフィックにまず驚かされました。PC-Engine版でも、その原作の雰囲気を上手く再現しています。 また敵キャラクターの動きやステージが独特で、パターンを分析して自分なりの攻略を立てるのも楽しいポイントです。この点についてもよく移植されています。 私が初めて取り組んだシューティングゲームがこの「R-TYPE I」なのですが、自機を思い通りに動かせなかった初心者の状態から、4面クリアまでの長期間に渡り、とても楽しむことが出来たゲームです。このことは変化に富んだステージと、良く出来たゲームシステムに支えられた結果であることは疑いようもありません。 1周目4面クリア 現在も所有しています。 1997年05月01日 00時00分 更新
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