ナムコブランドでアーケードに並んだ横スクロールシューティング「エアーバスター」の移植。オリジナルを開発した金子製作所が移植を行っている模様。
2人同時プレイ可能の横スクロールシューティングで残機制。全6面。アイテムキャリアである「ガンデッチー」を破壊することで、7種類のうち1つのオプションの装着、又はショットのパワーアップが取得できる。アイテムはショットを補助するものがほとんどだが、高速スクロール面で壁への激突を防ぐものもある。 IIボタンがショット。Iボタンは溜め打ちで弾を消して敵にダメージを与えるブラスター・フラッシュが可能。但し一度使うとゲージが回復するまで使えない。 2人同時プレイ時に、同時にブラスター・フラッシュを使用するとスーパー・ブラスター・フラッシュとなり、さらに大きなダメージを与えることができる。また、Iボタンを押して2機共にゲージが溜まっているときにIIボタンを押すとブラスターズ・サンダー・アタックとなる。 ■感想・評価 アーケード版が好きだったので迷わず発売日に購入。 アーケードでは4面途中まで進んだ私の一番好きな面は、2面の高速スクロールなのですが、PC-Engineの限界かスクロール速度が若干遅く、また構成が変更されていたため、アーケードの緊迫感には今一歩という感じです。 他には、気に入っていたクリアデモの残像がふわーっと表示される部分の再現がいまいちとか、アーケードでは1ボタンだったシンプルな操作系が失われてしまったとか、PC-Engine版で加わった2人プレイ専用の特殊攻撃が使えないとか、気になる点がちらほら... しかしゲームとしてはよくできていて、来客者ではなぜか女性にも人気がありました。ハードウェアの制約からホーミングミサイルが単発になったかわりに、誘導が鋭くなるなど様々なアレンジが加えられ、アーケードそのまま移植とは言えませんが、原作の雰囲気を良く出しているいい移植です。 当時難易度が上がる一方のシューティングゲーム界で、比較的とっつきやすい難易度のシューティングで(最後はかなり難しいですが...)、面構成、演出、ボスキャラクターで結構楽しめるシューティングと言えます。 2面のサウンドアレンジには賛否両論ありますが、アーケードで全く聞く事のできなかった私は、2面のサウンドがかなり気に入っています。 ノーコンティニュークリアにこだわっているために最終面止まりで未クリア。現在も保有。 2000年01月01日 00時00分 更新
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