セガの名作シューティングゲーム「ファンタジーゾーン」を、ＮＥＣアベニューが移植したもの。

コミカルなキャラクター、パステルカラーの画面が当時人気を博し、PC-Engine以外へも移植された。

自機はかわいい英雄「オパオパ」。ショットとボムが使える。左右任意スクロールで、対ボス戦は強制スクロール。各ステージは左右がエンドレスでループするようになっており、点在する「前線基地」を全て沈めるとボス戦に突入する。全８ステージで、最終ステージはボスオンパレード面。

ステージ１はプラリーフ（緑の惑星）、ステージ２はタバスコーダ（火の惑星）というように、各々異なるシチュエーションの美しいステージと、コケティッシュで個性的なボス、前線基地が待ち受ける。

敵キャラクターを撃破するとコインが落ちるので、これを集め「ＳＨＯＰ」で買い物をすることが出来る。アイテムはスピードアップ系、ショット系（時間制限あり）、ボム系（回数制限あり）、残機で、スピードアップ以外は購入する毎に価格が上がっていく。

最終ステージクリア後は２周目、３周目とループしていき、これに伴い敵の攻撃もパワーアップ。

マルチタップにより２人交互プレイも可能。

■感想・評価
美しいパステルカラーの画面、コミカルなキャラクター、そして楽しいゲーム内容と、名作にふさわしいゲームで、女性にも超おすすめです！！　これでサウンドが良ければ言うことないのですが...

アーケード版のサウンドを知らないので、伝え聞いた話ですが、そのサウンドの移植度の低さはワースト１とも言われています。原曲が良かっただけに惜しいそうです。

個性豊かなボスの攻略。ボスの撃破時にいかに多くコインを取るか。そして、次のステージに進み未知のボスと出会う楽しさ。飽きさせない工夫が随所に見られます。

当時かなりやりこんだ記憶があります。最終ボスが大きな壁でしたが、友人からの情報でクリアすることが出来ました。

２週目途中が最高記録。初期の頃に購入し、現在も保有しています。